一関・平泉

憧れ形に晴れ舞台 市民フェスタ多彩【一関】

特設ランウエーを歩くグランプリを受賞した浜田さん(右)、岩井澤さんペア
難病ある浜田さん 服飾ショーでGP パートナーへの感謝込め 

 いちのせき市民フェスタ20(一関市、いちのせき市民活動センター主催)は30日、同市花泉町老松の花と泉の公園で開かれた。各参加団体がブースを設けて販売や展示、体験型の活動紹介をしたほか、市民らが参加してのファッションショーや探検クイズゲームなども繰り広げ、来場者を楽しませた。

 新型コロナウイルスの感染防止対策のため、一般の来場者を招待制にするなどの入場制限を設けたほか、各ブースが密になるのを防ぐため、同公園を全面的に活用してスペースを確保。市内の市民活動団体など33団体がブースを設け、創作活動体験や乗り物体験などを行った。

 このうち、ベゴニア館「れいなdeふろーれす」のレストランフロアでは、コンテスト形式では初となる「いちのせき市民モデルコレクション」(イチコレ)が開かれ、市内外の5歳から70代までの老若男女12組約30人が、さまざまな衣装やパフォーマンスを披露。今年は観覧者が参加組ごとに2人までと制限されたため、会場に来られなかった人に向けて初めてオンラインで生配信した。

 特設ランウエーでは、審査員を務めたファッションデザイナー・二宮柊子さんらを前に、カラフルでスタイリッシュなスーツ姿でポーズを決める男性や元気にフラメンコを踊る女性2人組、仮面を着けて前衛的な踊りを披露する団体などが次々登場し、会場からは称賛の拍手が響いた。

 グランプリには、進行性の目の難病がある浜田幸子さん(43)=同市=とパートナーの岩井澤泰治さん(42)=北上市=のペアが輝いた。パフォーマンスには、病気のことで支えになった岩井澤さんに対する浜田さんの感謝の気持ちが盛り込まれ、自身の憧れを形にしてもらったという浜田さんは「(グランプリ受賞は)びっくりした。(オンラインで視聴した)友達からは『ちょっと泣いちゃった』とメッセージをもらった」と喜びを語っていた。

 同日は約300人が来場。いちのせき市民活動センターの小野寺浩樹センター長は「開催に当たり、どのようにしたらいいのかだいぶ考えたが、自分たちのできる範囲でできる限りのことをしようとのことで、多くの方からご協力いただいた。市民活動の『見える化』を目的に毎年開催しており、今後も市民一人ひとりにもっと関わってもらえるようにしていきたい」と話していた。

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