一関・平泉

先人の思い継承へ決意 平泉世界遺産祭が開幕

平泉、長島両小学校の児童代表が先人の思いを次代に受け継ぐ決意を示した「世界遺産学習・地域学習発表」

 平泉世界遺産祭2020(世界遺産連携推進実行委員会主催)は5日、平泉町の観自在王院跡特設会場で開幕した。10年の節目を迎えた今回は記念セレモニーをはじめ多彩なステージイベントや地域の観光情報、ご当地グルメなどのコーナーが設けられ、新型コロナウイルス感染予防対策に万全を期した上で「平泉の文化遺産」をはじめとする地域の魅力を広くアピールしている。6日まで。

 平泉世界遺産祭は2011年に世界遺産登録記念と東日本大震災からの復興を掲げた「平泉福興祭」として始まり、15年から現名称に改称。一関、奥州、平泉3市町と県南広域振興局、観光商工団体で組織する同実行委が主催している。

 開催10回記念セレモニーでは、実行委会長の青木幸保町長をはじめ勝部修一関市長、小沢昌記奥州市長、佐々木隆県南広域振興局長が「平泉の価値と理念の普及に努め、保存と活用を実践しながら世界遺産登録10周年への機運を高めていく」とメッセージを披露。世界遺産学習・地域学習発表「世界に発信!郷土の宝」では同町の平泉、長島両小学校の児童代表11人が、総合的な学習を通して学んだ豊かな自然や平和を大切にしてきた先人の思いを次代に受け継ぐ決意を示した。

 朝方からの雨が心配されたものの、正午前には雲間から青空がのぞく好天となり、ご当地グルメコーナーやケータリングカーコーナーなどは多くの来場者でにぎわった。会場中央の特設ステージでは郷土芸能の発表や世界遺産PRタイムのほか、シンガー・ソングライターあんべ光俊さん(釜石市出身)のミニライブが盛況を博した。

▲2カ所に限定した会場入り口にはサーモグラフィーカメラ(手前)が設置され、来場者全員の体温測定が行われた

 同町では新型コロナ感染拡大後初の大型イベントということもあり、会場入り口を2カ所に限定してサーモグラフィーカメラで来場者全員の体温を測定。消毒液設置やマスクを着けない人に配布するなど徹底した感染予防対策が行われた。

 6日は午前10時30分から午後4時まで開催される。

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