花巻

「Go To」大きな効果 花巻市議会 一般質問 上田市長が認識示す

 花巻市の上田東一市長は8日、市議会9月定例会の一般質問で、国の「Go To トラベル」キャンペーンの効果について、7月の開始当初は浸透せずに利用者が少なかったが、8月下旬以降は予約体制が整ったことなどから「市内の温泉宿泊施設でも電話予約ができるようになり利用者は増えている。(コロナ禍で)市内各施設の経営状況を考えると、大きな効果が出ているのではないか」との認識を示した。

 市によると、観光庁が公表している「Go To トラベル」の市内事業者の登録状況は21業者で、市内宿泊施設の38%に当たる。開始当初は利用が拡大しなかったが、その後に旅行業者または市内の温泉宿泊施設を通して予約を申し込む体制が整ったことから、利用者が増えている。8月下旬からは宿泊全体の7割から9割程度が「Go To」を利用し、事業者によってはほぼ100%の予約という。

 上田市長は「Go To」をどのように捉えているかについて「国では事業開始に当たり、十分な準備ができなかったことなどはあるが、国と地方の財源差は大きいため、国が事業を行うことは大きな効果があることは間違いないと考えている」と述べた。

修学旅行実施、感染対策万全に 佐藤教育長

 花巻市議会9月定例会は8日、前日に続いて一般質問を行い、4人が花巻駅東西自由通路整備や悪臭対策、河川管理、市学校施設長寿命化計画案などについて市当局の考えをただした。

 登壇したのは、照井省三(平和環境社民クラブ)、照井明子(共産党市議団)、瀬川義光(市民クラブ)、本舘憲一(花巻クラブ)の4氏。

 新型コロナ感染拡大による市内小中学校の行事中止や延期の状況について、1学期に予定していた運動会は2学期に延期され、中学校の全11校は実施済みで、小学校は9月12日を皮切りに今月または10月に全19校で実施を予定。修学旅行も2学期に延期し、小学校は6年生の在籍がないことなど当初から予定していない2校を除く17校で、中学校は意向調査の結果で中止とした1校を除く10校で、今月から11月にかけて実施する予定。

 市教委の佐藤勝教育長は「修学旅行を実施するに当たり、感染症対策に万全を期し、旅行先の感染拡大状況を注視しながら危険性がある場合は延期または中止とし、保護者の理解が得られない場合は参加を強制しない、不測の事態が起きた場合を考えて旅行先を検討することを学校に示している」と対応策を述べた。

 中学校の文化祭は全校が10月に実施するほか、小学校の学習発表会は2学期の行事が過密になったことで8校が中止し、11校が10月か11月に実施する予定。

 9日は4人が登壇して一般質問を行う。

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