一関・平泉

炎と向き合い たたら製鉄 大東・大原小6年生が体験【一関】

炎が燃え上がる炉に砂鉄を入れ、昔ながらの製鉄を体験する大原小の6年生

 一関市大東町の大原小学校(菊池正人校長、児童100人)のたたら製鉄体験は11日、同町大原内野地区の砂鉄川たたら製鉄学習館で行われ、6年生21人が砂鉄から鉄を作る昔ながらのすべを学び、地元に根付いている製鉄文化に理解を深めた。

 体験は地元のボランティア団体ホッパの会(勝部昌平会長)が主導。旧内野小学校から始まり大原小に継承されて今回で22回目。炉は地元中学生と同会会員が8月に製作した高さ1メートル20センチほどの二つを使用した。

 児童は1300~1400度ほどに加熱され、大きな炎が上がる炉の中に砂鉄や木炭を投入。炉の中から真っ赤な鉄の塊が出てくると目を丸くしていた。

 菅原陸斗君(12)は「砂鉄や木炭を入れる時は今まで感じたことがないくらい熱かった。昔の人はこんな大変な作業をしていたんだと思った」と話していた。

 精製した鉄約18キロは奥州市の及源鋳造で児童も参加して文鎮に加工する予定で、今年10月には市内で開催される全国川サミットで製鉄体験の発表も行う。

 同会事務局長の勝部欣一さん(74)は「子供たちも砂鉄が鉄になる様子を興味深そうに眺めていた。これまでの活動で地区内でも製鉄についての認知度は広がっているように感じる。今後も活動を継続していきたい」と語った。

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