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連合岩手 使途不明1億円 11年から不正経理か 担当職員死亡で発覚

 連合岩手は16日、会計決算で約1億円の使途不明金があったと発表した。1人で会計を担当していた40代女性職員が今月上旬に死亡し、決算書と通帳の金額が一致しないことが発覚。現時点で2011年から資金管理の複数口座において、引き出された現金が戻されないなどの不正経理が確認された。

 連合岩手によると、使途不明の1億円の内訳は一般会計8500万円、特別会計1500万円。女性職員は29年勤務しており、数年を除いて会計業務を担当していた。今月9、10日に予定していた会計監査を前に、家族から職員が亡くなった連絡を受け、事務局が20年度決算書と通帳を確認し発覚した。

 不正経理については、構成組織の会費受け入れ口座から別の口座に資金を移動する際、引き出された現金が移動されていなかったほか、仮払い金として引き出された現金の一部について、戻された形跡がないことなどが確認されている。

 弁護士、公認会計士、連合本部、構成組織の代表の4人で構成する「検証委員会」を同日付で設置し、職員への聞き取りや検査体制の調査などを行い全容解明を急ぐ。

 連合岩手は、産業別労働組合が加盟し会員は4万8000人。同日に会見した鈴木圭会長代行は「連合の予算は、各構成組織を通じて組合員から集めた貴重な浄財。管理が行き届かなかったことに対し反省している。関係者の皆さんに心からおわびしたい」と陳謝した。

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