一関・平泉

レース無観客で ステージイベント見送り 一関・平泉バルーンフェス

色とりどりのバルーンが集結するバルーンフェス。今年は会場内の観覧を不可とするなど新型コロナ感染防止対策を徹底する(写真は2018年のフェスから)

 熱気球イベント「一関・平泉バルーンフェスティバル2020」(10月16~18日、一関市狐禅寺・一関水辺プラザ主会場)の開催概要がまとまった。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、国内最高峰「熱気球ホンダグランプリ」の今年最初のレースとなり、国内トップクラスのパイロットが集結する。例年行ってきたステージイベントなどを見送り、主会場地には一般の観客を入れないなど、感染防止対策を徹底しながら熱気球の魅力をアピールする。

 同フェスは東日本大震災復興支援イベントとして震災翌年の2012年から毎年開催されているが、19年のフェスは台風の影響で中止となった。今年のフェスに関しては新型コロナの影響で開催が危ぶまれる中、8月の実行委員会で開催の方向を確認した。

 今回はオフィシャル機2機を含めて全26機、約100人が参加を予定。競技飛行はグランプリ第3戦に位置付けられているが、第1戦の栃木大会は12月に延期され、第2戦の長野・佐久大会は中止となったことで、今回が実質的な開幕戦となる。海外勢の参加はないものの、14年世界王者の藤田雄大選手ら強豪が名を連ねた。

 競技飛行は16~18日の午前6時30分からと、16、17日の午後2時45分からの全5回行われる。内容や終了時間は、天候や風向きによって当日決定する。

 音楽に合わせバーナーが炎を上げて気球を照らすバルーン・イリュージョンも、例年と同様に2日目の夜に同市の磐井橋下流側の磐井川緑地で開催する予定。

 新型コロナの感染防止に向けてマスク着用やうがい・手洗いの徹底を図るほか、パイロットら関係者には岩手入り2週間前からの検温を義務付け、体温37・5度以上の場合には参加できないようにする。例年は水辺プラザ周辺でさまざまなステージイベント、出店が用意されているが、感染防止の観点から今回は見送り、会場内での観覧も不可とする。イリュージョンは会場周辺で見学可能だが、ソーシャルディスタンス(他者との距離)確保などを呼び掛ける。毎回好評を博している熱気球係留搭乗体験については水辺プラザでは開催せず、別会場で実施が可能かどうかも含めてさらに検討を進める。

 副実行委員長を務める町田耕造NPO法人熱気球運営機構会長は「できることを精いっぱいやって臨む。会場での観覧はできないが、当日はぜひ空を見上げてバルーンを見てほしい」と語っている。

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