重機操り興奮 千厩小で建設業ふれあい事業【一関】
県建設業協会千厩支部青年部会(近江大介部会長)が主催する建設業ふれあい事業は23日、一関市千厩町の千厩小学校(須藤壽弘校長、児童413人)で開かれた。1年生59人が重機や大型トラックに乗ったり運転したりし、建造物や道路を造る仕事に触れた。
同事業は、地域の子供たちに建設業への理解を深めてもらうとともに、ものづくりの仕組みを知ってもらおうと毎年実施している。
同校校庭にはバックホーなどの重機をはじめ、高所作業車、ダンプカー、ロードローラー、ブルドーザーなどが並び、児童は3グループに分かれて試乗した。
このうちバックホーの試乗では、ヘルメットを着けた児童が作業員と一緒に乗り込み運転を体験。その場で回転して向きを変えたり、大きなショベルを動かして土をすくったりし、児童たちはその力強さに興奮していた。
志田碧羽君は「バックホーが楽しかったので、また運転してみたい」、高所作業車に乗った大友時雨君は「少し揺れたけれど楽しかった」と話していた。