北上・西和賀

新渡戸の系譜、山菜効能解説 北天塾例会【北上】

新渡戸氏の系譜や山菜、薬草の効能を語る八重樫氏

 地元学グループ「北天塾」(菊池清春塾頭)の例会が26日、北上市の相去地区交流センターで開かれ、同市和賀町出身で盛岡市在住の八重樫光行氏(86)が講演。新渡戸稲造の系譜や山菜、薬草の効能について解説した。

 塾生や市民25人が参加。新渡戸氏の系譜は初代が桓武天皇にさかのぼり、稲造の11代祖の胤重が2歳の時、敵から逃れて伊澤家で成人し母方の新渡戸姓を名乗ったことが新渡戸家の始まりと説明。胤重の子、春治は現北上市江釣子、藤根地区などを知行した一方、伊澤家は修験者、山伏としても頼りにされる存在で、薬草を採る修験者が医者の役割を果たしたと語った。

 さらに「現在のコロナより恐ろしかったのは梅毒。秀吉の時代に朝鮮出兵で兵士が梅毒をもらってきて蔓延(まんえん)したが、ある山菜を食べたらけろっと治った」と紹介。「人は実や草花を採取して進化してきた。山伏の言い伝えを大切に残していく必要があり、山の物をできるだけ食べた方がいい」と助言。具体的な山菜、薬草の名前を挙げて効能などについて詳しく解説し、参加者も興味津々に聞き入っていた。

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