春夏秋冬 きょうから10月
日ごと秋が深まる10月。山々を鮮やかに染める紅葉、みずみずしく実る果実、澄んだ夜空に浮かぶ月が秋麗を彩る。
旧暦の8月15日に見える月を意味する「中秋の名月」。今年は10月1日となる。ススキや団子を供えて月見をし、秋の実りに感謝する風習は古来日本人に親しまれてきた。
一関地方では朝晩の涼しさが増し、秋の気配を感じさせる。一関市東台地内に自生するススキは月光を浴び、冷たい夜風に揺らぐ。
盛岡地方気象台によると、1日の県内は気圧の谷や低気圧の影響のため、曇りで夕方は雨の降る所がある見込み。