地場産野菜東京でPR 飲食店に食材提供 産業開発公社8、9月【金ケ崎】
金ケ崎町産業開発公社は8、9月、東京都の飲食店2店で町内産の野菜を食材に使用してもらう取り組みを実施した。メニュー名に同町産と銘打って提供し、地場産品のPRに努めた。
3年目の取り組みで、今年も「黄金の國(くに)、いわて。」応援の店となっている銀座クルーズ(東京都)を通じ、JA岩手ふるさとから食材を直送。「クルーズクルーズ THE GINZA」「青山 星のなる木」でアスパラガスやナス、キュウリ、トマトなどが食材に使用された。
期間中は店舗に町産のアスパラガスをアピールするキャラクター・アースくん、パーラちゃん、ガースくんのマスコットを置くなどして、町の周知も図った。
銀座クルーズを通じたルートでは、取り組み以外の時期でも町産野菜の取り扱いがある。同公社は「『新鮮でおいしく、良い野菜』と店から反応を頂いている」と手応えを語る。昨年までは交流会などのイベントも開かれたが、今年は新型コロナウイルスの影響もあり実施できない状況で、食材の提供を続けながら機会を待つ考えだ。