一関・平泉

朝露にぬれ草花キリッと きょう「寒露」【一関】

通勤、通学中の市民が行き交う磐井橋のたもとで咲くコスモス。花びらが朝露でうっすらとぬれていた=7日午前6時30分ごろ、一関市中央町

 8日は二十四節気の一つ「寒露」。暦の上では秋が深まるにつれて昼夜の寒暖差が次第に大きくなり、朝方など草花に冷たい露が降りる頃とされている。

 7日の一関地方は気圧の谷や寒気の影響で未明から気温が下がり始め、朝方の最低気温は一関で7・5度、千厩では5・4度(ともに盛岡地方気象台調べ)を記録。いずれも平年より4度前後低いこの秋最も低い気温で、一関では初の1桁台となった。

 一関市街中心部を流れる磐井川の周辺では、河川敷や道路沿いの草花が朝露でうっすらとぬれた中、市民が早朝から寒さを感じさせず元気にジョギングやウオーキングを楽しむ姿や、足早に学校や職場へと向かう様子が見られた。

 同気象台によると、8日の県内は気圧の谷や前線の影響により曇りで、所により朝から昼過ぎにかけて雨が降る見込み。

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