北上・西和賀

宿泊割引24日から実施 温泉の安全性確認 レジオネラ基準値以下【西和賀】

会見する細井町長(左)と早川組合長

 西和賀町の旅館施設利用者がレジオネラ感染症で亡くなった問題で、西和賀町の細井洋行町長と湯田温泉峡旅館組合の早川久衛組合長は12日、町役場湯田庁舎で会見し、緊急検査を実施していた町内全ての温泉施設の安全性を確認し、延期していた宿泊割引事業「にしわがの宿に泊まろうキャンペーン」を24日から実施することを明らかにした。

 キャンペーンは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で落ち込んだ観光需要の喚起を支援する事業。東北6県と新潟県の県民が対象で、1人1泊当たりの宿泊料金を最大4000円割り引く。登録施設は現在、町内にある25の宿泊施設を対象に募集している。

 会見で細井町長は、23日まで入浴施設の営業停止が命じられている当該旅館を除き、「今回の検査で全ての施設で(レジオネラ属菌の検出が)基準値以下と確認できた」とし、24日からの実施が可能だと判断。「新型コロナの影響で経済的ダメージを受けている施設を少しでも回復に向けて応援したい」と述べた。

 町内全ての入浴施設の緊急検査に加え、同組合は9日に町内温泉入浴関係者全てを対象に、専門家によるレジオネラ属菌対策研修会を開催し、各施設で対策の実施を促した。会見で早川組合長は各加盟施設で年1回実施している検査について年2回に増やすなど対策の徹底に向け検討を重ねる考えを示した。

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