「はなまき通検定」復活 6年ぶり12月に初級編 テキスト作製、事前講習も
花巻観光協会は、ご当地検定「はなまき通検定」を12月5日に実施する。花巻の良さを再認識し、観光客のもてなしができる市民を増やす狙い。過去に3回実施し、約6年ぶりの復活となる。今回は「初級編」の設定。テキストを作製し、事前講習会も開く。
花巻に関する知識の深さを認定する検定試験。2012年1月に初めて実施して68人が受検し、合格者がわずか1人の超難関だった。難易度を見直した13年1月の2回目(受験者89人)が一転して59人の大量合格。15年1月の3回目(同56人)は合格者7人だった。
こうした経緯を踏まえて今回は比較的簡単な初級編とした。問題は、花巻の市勢や歴史、文化、先人、観光など主にテキストから出題する。4択問題を50問出題し、100点満点で80点以上を合格とする。
検定は同市葛の市交流会館で当日午前10時から50分間。年齢、性別、居住地などは問わない。定員70人で先着順とする。合格者には合格証と記念ピンバッジが贈られる。検定料は500円(当日徴収)。申込期間は23日まで。
出題範囲を解説したテキストは同協会ホームページに掲載しているほか、希望者には印刷して無料で配布する。事前講習会(受講は任意、無料)は11月14日の午前10時~正午、または午後2~4時のいずれかで、検定申し込みの際に希望時間帯を選択する。
受検希望者はファクス=0198(29)4447=、またはメールで申し込む。メールアドレスは次の通り。