一関・平泉

国内強豪が競技飛行 あすからバルーンフェス【一関】

 熱気球イベント「一関・平泉バルーンフェスティバル2020」(実行委主催、岩手日日新聞社など後援)は、16~18日に一関市狐禅寺の一関水辺プラザを主会場に開かれる。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、国内最高峰「熱気球ホンダグランプリ」の今年最初のレースとなり、国内トップクラスのパイロットが集結。競技飛行では感染防止のため主会場地には一般の観客が入れないが、実行委では「空を見上げてバルーンを楽しんでほしい」と呼び掛けている。

 同フェスは東日本大震災復興支援イベントとして震災翌年の2012年から毎年開催されているが、19年のフェスは台風の影響で中止となった。今回はオフィシャル機2機を含めて全26機、約100人が参加を予定している。競技飛行はグランプリ第3戦に位置付けられているが、第1戦の栃木大会は12月に延期され、第2戦の長野・佐久大会は中止となったことで、今回が実質的な開幕戦となる。海外勢の参加はないものの、元世界王者の藤田雄大選手ら強豪が訪れる。

 競技飛行は16~18日の午前6時30分からと、16、17日の午後2時45分からの全5回行われる。内容や終了時間は、天候や風向きによって当日決定する。例年は水辺プラザ周辺でさまざまなステージイベント、出店が用意されるが、感染防止の観点から今回は見送り、会場内での観覧も不可とする。毎回人気を集める熱気球係留体験搭乗会も今回は実施しないことを決めた。

 音楽に合わせバーナーが炎を上げて気球を照らすバルーン・イリュージョンは、例年と同様に2日目の夜に同市の磐井橋下流側の磐井川緑地で開催する予定。時間は午後6時から30分間。イリュージョンは会場周辺で見学可能だが、ソーシャルディスタンス(他者との距離)確保などを呼び掛ける。

 実行委は新型コロナの感染防止ガイドラインを策定。パイロットをはじめとする出場チームのメンバーや運営スタッフに開催2週間前からの検温を求め、体調の把握に努める。チーム関係者や運営スタッフに感染者が確認された場合や、同市や平泉町などでクラスター(感染者集団)が確認された場合などには、同フェスの中止を判断する。

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