展示のインパクトがグッズでよみがえる 牛の博物館(奥州市)
銘柄牛の産地・奥州市前沢にある牛の博物館は、牛をあらゆる角度から掘り下げる世界唯一の牛専門博物館。もちろんミュージアムグッズも牛だらけ。同館スタッフが企画・デザインを手掛けているとあって、「これを見てほしい」という思いがストレートに反映されている。新商品のマスキングテープは、館内に展示されている牛のはく製標本がモチーフ。牛が行進しているような、とぼけた雰囲気がかわいい。おいしそうな霜降り肉の一筆箋もユニーク。正真正銘の“肉質日本一”にこだわり、2014年の全国肉用牛枝肉共励会で日本一になった前沢牛の断面写真を基に図案化した。牛の胃がプリントされた「胃袋Tシャツ」、明治時代の「種牛図譜(たねうしずふ)」(種牛カタログ)のノートも人気。一見すると難しそうな展示資料も、グッズとして手にするとかなり親しみやすくなるから不思議。
DATA
住/奥州市前沢字南陣場103-1
電/0197・56・7666
開/9時30分~17時(16時30分最終入館)
休/月曜(祝日・振替休日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始
料/一般400円、高校生以上300円、小・中学生200円
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