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使用料42万円誤徴収 口座錯誤原因か 中部水道企業団【岩手】

 岩手中部水道企業団(企業長・髙橋敏彦北上市長)は、花巻市内の水道利用者の上水道料金が、同市内の別の水道利用者の口座から誤って引き落とされていたと、26日に開かれた議会議員全員協議会で報告した。誤徴収額は42万1351円。発生原因は不明で、企業団は本来徴収する利用者に料金を請求するほか、誤って引き落とされた利用者に料金を返還した。

 企業団によると、同市中根子の水道利用者の家族から6月中旬、不明な料金の口座引き落としが行われていると連絡を受け、調査した結果、同市下幅の利用者の上水道料金が引き落とされていたことが判明した。両者は無関係という。

 誤って徴収した期間は、旧花巻市時代の2001年10月から14年2月調停分までと、企業団統合から今年5月調停分までの計18年8カ月。金額は同市時代分が29万8133円、企業団分が12万3218円。

 企業団では本来徴収すべき利用者に対し料金を請求。請求権が2年で時効を迎えているため、時効の適用期間とならない18年6月分から今年5月分までの3万8006円の支払いを求めた。6月以降の料金は通常の処理を行って請求している。

 誤徴収の利用者には引き落とし分の全額と損害遅延金7万4887円を加えた49万6238円を賠償額として支払った。

 原因は、関係書類の保存期間が経過したため廃棄しており、花巻市の旧水道料金システムも破棄済みのため不明。企業団のお客様データには、本来徴収するべき利用者の口座振替欄に、誤徴収された利用者の口座番号が示されていたという。

 企業団では利用者と引き落とし口座の名義人が異なる口座振替を1万3000件抽出し、さらに使用者と名義が不一致の口座などを調査する。

 久保田幸喜経営企業課長は「大変遺憾。二度と発生しないよう再発防止に努めたい」としている。

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