奥州・金ケ崎

永岡幼稚園 来年度末で閉園へ 金ケ崎町教委再編計画 推進方針案まとまる

 金ケ崎町教委は、永岡幼稚園(同町永沢堀切後)を2021年度末で閉園し、認定こども園南方幼稚園(同町西根杉ノ崎)に統合する町立幼稚園再編計画の推進方針案をまとめた。4日の教育委員会議と総合教育会議で協議し、方針として決定する見通し。

 2日に開かれた町議会議員全員協議会で方針案と経緯を説明した。町教委は9月、方針の素案について地元の在園児・未就園児の保護者に向け説明会を開催。寄せられた意見も基に方針案として練り直し、9~10月にかけて再度の説明会を3回開催したところ、大きな反対はなかった。

 素案からの大きな変更は、閉園後の園児の転園について保護者の同意がある場合、来年度の入園を受け入れる点。素案では園児を募集しないとしていたが、在園児とそろってきょうだいで入園させたいとの保護者の声に応えた。

 来年度は転園を前にした在園児のストレス軽減のため、認定こども園南方での園児同士の交流を実施する見込み。閉園後の永岡の施設は、学童保育所や住民の交流の場などとしての活用を検討していく。

 町は就学前教育の目標に、幼稚園教育要領にある「資質・能力の三つの柱」「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」などを遊びを通して実現すると掲げている。特に認知能力や協同性を育む多様な経験のため、子供同士で複数の集団をつくるのに十分な園児数が必要だとして、これに基づき永岡の再編を検討してきた。

 永岡(定員100人)は17年度に園児数が20人を割って以降、年齢の異なる園児でつくる異年齢学級を毎年度組んでいる。今年度の在籍は3歳児2人、4歳児9人、5歳児3人。永岡小学校区で来年度に3歳児となる子供は9人だが、既にこのうち8人が保育施設を利用し、入園見込みは1人となっている。

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