黒沢尻北 花園へ 男鹿工に31―14 高校ラグビー東北代表決定戦
第100回全国高校ラグビー大会の東北ブロック代表を決める「オータムブロックチャレンジトーナメント」は9日、宮城県石巻市のセイホクパーク石巻で決勝が行われ、黒沢尻北は男鹿工(秋田)を31―14で下し、6大会ぶり6度目の花園出場を決めた。【5面に関連】
全国大会は記念大会として、例年の51校に全国9ブロックの代表校など12校を加えた63校が出場する。東北ブロック代表を決めるトーナメントには各県大会2位チームが出場し、黒沢尻北は1回戦で山形南に圧勝。準決勝は佐沼(宮城)と7―7で引き分けたが、抽選で決勝に進出した。
決勝で黒沢尻北は、前半3分にFL佐々木瑞紀(3年)が先制トライを挙げると、FW、BKが一体となって攻撃の手を緩めず21―0で折り返した。後半にもトライ(ゴール)とPGで加点して試合を優位に進め、男鹿工の反撃を振り切った。
全国大会は、12月27日から大阪府東大阪市花園ラグビー場で開かれ、本県からは県大会を制した盛岡工(12大会ぶり35度目)と黒沢尻北の2校が出場する。