奥州・金ケ崎

来年のきらめきマラソン 開催中止を決定 実行委【奥州】

 2021年5月16日に奥州市で予定していた第5回いわて奥州きらめきマラソンについて、実行委員会(会長・小沢昌記市長)は中止を決定した。国内の新型コロナウイルスの感染状況に歯止めがかからない中で、リスクの完全排除が難しいことに加え、大会の特徴や地域への経済波及効果が限定的となり、市民ら多数の理解を得るのが困難であることなどを要因としている。同マラソンは今年の第4回に続き、2年連続で中止となる。

 前沢いきいきスポーツランド(同市前沢)を発着点にフルマラソン、10キロ、2キロ計31部門での開催内容とし、今年12月18日からの募集開始を予定。9月の第5回実行委で開催可否を協議したが実施、慎重な対応の双方の意見があり、会長に可否判断を一任していた。

 市協働まちづくり部生涯学習スポーツ課によると、日本陸上競技連盟策定のロードレース再開のガイドラインに基づいた、感染予防対策を適切に行っての大会運営を模索してきたが、感染リスクの完全排除は非常に難しく、参加ランナーやボランティア、大会スタッフ、市民の安心・安全確保と健康を最優先に考え「苦渋の決断」として中止を決定したという。大会の基本方針・特徴である、沿道の応援やボランティアのサービス、地域への経済波及効果が限定的にならざるを得ず、開催した場合、市民を含め多くの人に理解をもらうのは困難と判断したことも大きな理由として挙げる。

 新型コロナの影響で今年5月予定の第4回は3月に中止を決めたが、実行委事業決算で参加料、協賛金各一部返還分を除き、業務委託関係など約3000万円の経費が掛かった。経費に対する財源のうち市補助金分は1270万円。実行委では第5回について今後募集や諸準備を進めれば経費が発生することも踏まえ、この時期で判断を示した。

 10日の定例会見で小沢市長は「悩んで悩んだが、意思決定し、関係者にも伝えた。コロナ禍において、まちぐるみでマラソンを応援する大会には仕上げにくい」などと語った。実行委では22年の第6回大会をより意義のある大会として開催できるよう努力していく考えだ。

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