【新型コロナ】盛岡の男性は消防職員 家族ら15人不検出
盛岡市と盛岡地区広域消防組合消防本部は10日、新型コロナウイルス感染が確認された盛岡市の40代男性について、同消防本部の職員と発表した。同居家族4人と男性が受診した医療機関11人の接触者計15人の検査を実施した結果、全員不検出だった。このほか、接触の可能性がある職場関係者20人の調査を進めており、11日に検査する予定。
市などによると、男性は4日に発熱し5日に医療機関を受診。その後、熱が下がり倦怠(けんたい)感が続いたが6、8日は勤務した。9日に医療機関の紹介で診療・検査医療機関を受診し抗原検査の結果、ウイルスが検出された。現在は感染症指定医療機関に入院しており、重症ではないという。
男性は救急などを含む業務全般に従事しており、接触の可能性がある20人については全員自宅待機としている。
10月25日に家族らと県外に移動しているが接触がないことから、市では複数の接触者がいる県内で感染した可能性が高いとみている。