来春まで冬季通行止め 栗駒焼石ほっとライン
一関市と奥州市を結ぶ栗駒焼石ほっとライン(延長約15・9キロ)は16日、冬季通行止めに入った。来春の再開通は2021年4月下旬を予定している。
ほっとラインは、南側の国道342号から入る一関市道鬼頭明通(おにかべあけどおし)線と、北側の国道397号から入る奥州市道谷子沢南前川山線が連続するルート。冬季閉鎖期間(11~4月)を除いて通行可能で、新緑や紅葉シーズンを中心に観光客らが訪れている。
同日は閉鎖時刻の正午に合わせ一関、奥州両市でそれぞれ通行止めに伴う作業が行われた。このうち、一関市厳美町地内では、市道路管理課の職員と業者関係者5人がルート内に車両が残っていないことなどを確認した上で、進入防止の柵を設置した。
通行止めの解除時期は、今冬の積雪量にもよるが、除雪作業や施設の安全確認作業などの進捗(しんちょく)状況などを見極めて判断される。
一方、祭畤大橋付近にある岩手・宮城内陸地震災害遺構の祭畤見学通路は、今月30日午後4時に閉鎖される。