北上・西和賀

夢への努力諦めず シドニー五輪女子マラソン 市橋さん 鬼柳小で講演、実技指導【北上】

もも上げを指導する市橋さん(中央)

 2000年シドニー五輪女子マラソン代表の市橋有里さん(42)が16日、北上市立鬼柳小学校(八重樫浩二校長、児童275人)を訪れ、講演や実技指導を通じて夢を持つことと努力の大切さを伝えた。

 県教委による「オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業」。市橋さんは徳島県鳴門市出身、中学卒業後に上京し、本格的なトレーニングに励んだ。1999年世界選手権セビリア大会で銀メダルを獲得、翌年のシドニー五輪に出場した。

 この日は5、6年生約90人が参加。市橋さんは自身の生い立ちから、夢を見つけチャンスをつかむまでのエピソードを紹介した。

 中学入学時の陸上競技との出合い、つらい時に支えてくれる仲間との出会いを経験。思うような結果が残せず苦しんだ時期もあったが、「人生には壁もあると思う。それを乗り越えた自分はもっと強くなっているはず」と語った。

 これらを踏まえ、チャンスを得るには▽出会(合)いを大切にする▽周りの人に感謝する▽人より1分1秒でも努力する―とアドバイス。「何事も諦めずに続けると報われる。夢や目標を見つけてほしい」と願った。

 実技では動的ストレッチやもも上げで体をほぐし、走りの基本を指導。児童も一緒になってダッシュやスキップ、バック走などを交えたリレーを行い、爽やかな汗を流した。

 阿部樹君(6年)は「オリンピックに出場した人が来てくれることはめったにないので、貴重だしうれしい体験になった。普段は野球をしているので、きょう学んだ努力する、集中することを生かしていきたい」と目を輝かせていた。

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