冬へ準備着々 きょう小雪
22日は二十四節気の一つ「小雪(しょうせつ)」。暦の上では雪が降り始めることで冬の訪れが感じられる頃とされる。
一関地方は19日に最高気温が20度台になるなど暖かい日が続いていたが、21日は未明に一関で14・4度、千厩で13・7度(ともに盛岡地方気象台調べ)を記録して以降、日中になっても気温が上がらず、平年並みの肌寒い一日となった。
こうした中、一関市内のタイヤ販売店やガソリンスタンドは3連休の初日ということもあり、本格的に雪が降る前に冬用タイヤに交換しようとする車で混雑。同市五十人町の田中輪店にも午前8時の開店から冬タイヤを買い求めるドライバーが次々と車で訪れ、タイヤを履き替える作業の音が終日響き渡っていた。
同気象台によると、22日の県内ははじめのうち高気圧に覆われるが、午後には寒冷前線の通過で曇りや晴れとなり、夜は雨の降る所が多くなる見込み。