市に感染予防啓発ステッカー サトーが1500枚寄贈【花巻】
プリンター機器製造などを手掛けるサトー(本社東京都、小沼宏行社長)の仙台支店盛岡営業所は18日、花巻市に自社で製造した新型コロナウイルス感染予防啓発用のステッカー1500枚を寄贈した。
ステッカーはA4サイズで3種類(各500枚)があり、「マスクをしましょう」などのメッセージとイラストをデザイン。同営業所の児島健志所長、吉田友子営業グループ課長らが市役所を訪れ、上田東一市長に目録を手渡した。
同社では地域貢献活動として拠点のある自治体などにステッカーなどを寄贈しており、花巻市は協力企業が8カ所あるのが縁で選んだ。児島所長は「クラスターや第3波といった不穏な動きがあるので、ステッカーで対策を再認識してもらいたい」と思いを語った。
市では各地区の振興センターや観光施設などに配布する考えで、上田市長は「市民はマスク着用や手洗い、3密を避けることに取り組んでいる。公共施設を訪れた人に今後とも気を付けてもらう」と感謝した。