一関・平泉

「天神梅酒」来月4日発売 土産、歳暮へPR 安楽寺で奉納式【一関】

安楽寺に天神梅酒を奉納する梅の里村の関係者ら

 一関市千厩町磐清水の安楽寺(佐藤良規住職)関係者らは、12月4日に地元産の梅を100%使用した「天神梅酒」を発売する。販売は今回で5年目となり、千厩ならではのお土産、お歳暮としてPRしている。

 磐清水地区では、梅を愛したことで知られる天神・菅原道真が同寺に祭られていることにちなみ、住民有志でつくる「梅の里村」が地域おこしの一環で梅を栽培。梅干しなどの加工品を販売しており、梅酒は2016年から取り組んでいる。

 梅酒には「梅の里村」が今年収穫した中から厳選した良質な梅と、地区内の湧き水「仙翁水」を仕込み水の一部に使用。醸造は宮城県気仙沼市の酒造会社「角星」が3年連続で引き受け、タスクデザイン(同町)の佐藤佑樹さんがラベルをデザインした。

 27日には完成した梅酒の奉納式が同寺で行われ、関係者7人が出席。販売元であるコスガ酒店の小菅紀毅代表は「今年は受け付けを開始して以来、予約の反応が良い。千厩ならではの贈り物として活用してもらえれば」と語っている。

 現在予約を受け付け中。1本300ミリリットルで、税込み1500円。問い合わせは同店=0191(52)2283=まで。

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