新型コロナ/入院患者ら4人感染 計183人 赤十字病院関連も【岩手】
盛岡市と県は28日、40~70代の男女4人の新型コロナウイルス感染が確認されれと発表した。いずれも重症ではない。県内の感染者は計183人。このうち、2人は盛岡市の盛岡赤十字病院の入院患者で、感染した医師の診察を受けていた。さらに、同日の検査で既に退院した県外の男性3人の感染も判明しているという。
市や県によると、入院患者はいずれも県内在住の70代無職男性、60代会社員男性。さらに、既に退院した3人も同じ部屋だった。患者の感染は計6人となる見通しで、3人については市が29日に詳細を発表する予定。
いずれも、クラスター(感染者集団)が発生した同市大通の「ヌッフ・デュ・パプ」を利用し感染した医師の診察を11日に受けていた。市では、医師の診察による感染の可能性が高いとみている。
このほか、盛岡市の40代店員女性、滝沢市の50代会社員男性の感染も判明した。