奥州・金ケ崎

節目の舞台華やかに 稽古成果堂々と披露 いさわジュニアミュージカル【奥州】

小中高生らの熱演で節目の舞台を飾った第20回いさわジュニアミュージカルスクール公演「プリンセスマーメイド」

 第20回いさわジュニアミュージカルスクール公演は13日、奥州市の胆沢文化創造センターで開かれた。人魚姫を題材とした作品「プリンセスマーメイド」と、同作の前段となる物語「リトルアースラ」を上演。小中高生38人が稽古に励んだ成果を発揮して歌、ダンス、演技に躍動し、節目の舞台を華やかに飾った。

 NPO法人胆沢文化会館自主事業協会が主催、市が共催。NPO法人劇団ゆう(滝沢市)が総合プロデュースを手掛け、同劇団理事長の菊田弟一さん脚本の2作品を披露し、新型コロナウイルス感染防止のため客席数限定などの対応を取って356人が鑑賞した。

 「プリンセスマーメイド」は、海の国王トリトンの娘アリエルと人間の王子が、会ったことのないそれぞれの歌声に引かれ合う中、海のおきてを破り王子を助けたことでトリトンから追放されたアリエルは魔女アースラの魔法で人間界に行き、王子と親密になっていくが、アースラの策略により海の国が大変になっていることを知る。さまざまな苦悩や困難を乗り越え、大切な人たちと心を通わせ、未来をつかむ物語を小学1年生から高校2年生までのメンバーが情感あふれる歌声、息の合ったダンスを交えて熱演した。

 三浦千瑛さん(16)=黒沢尻北高1年、奥州市水沢=は伸びやかな歌声を披露するとともに、豊かな表現で魅力的な主人公アリエルを演じ切った。三浦さんは「いろんな人に支えてもらい、愛を受けて、心の底から楽しんで舞台に立つことができ、役に全うできた」と表情を輝かせた。

 また、「プリンセスマーメイド」に先立ち、小学生で披露した「リトルアースラ」は、ポセイドン王の7番目の娘として生まれた心優しいアースラが、恐ろしい力を持つ魔法使いになってしまった経緯を示す物語。同作品でアースラを演じた松戸那樹さん(12)=胆沢第一小6年=は「感情を表現できるよう一生懸命練習してきた。気持ちを考えて表現できたと思う」と充実感を示した。

 同スクールは2001年に開始。同劇団の指導を受け、延べ1148人が出演を果たした。同センターの岩渕栄子館長は「子供たちのパワーが光った20回にふさわしい舞台になった。中高生が一つの仲間になり、下の子の面倒も見てくれ、一緒に出たことで小さい子たちも成長できたと思う」と語っていた。

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