県内外

県南地方大雪 交通網大きく乱れる 湯田134センチ、車が立ち往生

大雪となった県南地方。主要幹線路では大渋滞が続いた=16日午前10時8分、金ケ崎町・金ケ崎工業団地口交差点付近の国道4号

 16日の県内は強い冬型の気圧配置が続いた影響で、14、15日に続き3日連続で雪に見舞われた。特に県南地方は大雪のため各地で車が立ち往生し、鉄道も運休や遅れが相次ぐなど交通網が大きく乱れた。

 盛岡地方気象台によると、24時間降雪量は北上24センチ、西和賀町湯田61センチ、一関市祭畤41センチ、一関15センチで、湯田は12月として過去最高を記録。積雪量(16日午後6時現在)は北上43センチ、湯田134センチ、祭畤111センチ、一関30センチを観測した。

 最高気温も花巻、花巻市大迫、北上、湯田、奥州市江刺、同市胆沢若柳、一関、一関市千厩いずれも氷点下の真冬日で、厳しい冷え込みとなった。

 北上市和賀町横川目―西和賀町川尻の国道107号約20キロ区間は、数十台の車が雪のため立ち往生し午前7時から午後3時まで全面通行止めとなった。

 秋田道は北上西インターチェンジ(IC)―湯田IC間が午前1時50分から上下線が通行止めとなり、その後区間が秋田県内まで延伸。午前11時45分から秋田道北上西IC―北上ジャンクション(JCT)、東北道北上江釣子IC―一関IC間も全面通行止めとなった。

 各地の国道4号などの主要幹線道路でも雪にはまったり立ち往生する車両が相次ぎ、ノロノロ運転で大渋滞。JRも北上線や東北線などで運休や遅れが相次ぐなど、混乱が続いた。

 同気象台によると17日も冬型の気圧配置が続くため内陸は時々雪となり、山沿いを中心に大雪となる場所もある見込み。

運休や遅れ相次ぐ JR盛岡支社

 JR盛岡支社によると、大雪の影響で北上、東北、大船渡の各線に運休や遅れが生じた。16日午後6時25分現在のまとめによると、北上線では、北上―藤根間の上下各1本を除く上下17本が運休となり、乗客約400人に影響が出た。

 東北線では、午前5時20分ごろ水沢駅でのポイント不具合が発生したほか、7時5分ごろに平泉駅構内の踏切で、10時7分ごろに金ケ崎―水沢間で車がそれぞれ脱輪。一ノ関―北上間では除雪作業が必要となった。これらの影響で、区間運休を含め上下20本で運休の措置を取ったほか、上下8本に最大1時間45分の遅れが生じ、乗客約5750人の足が乱れた。

 大船渡線では、午前6時ごろに摺沢―柴宿間で倒竹があったほか、8時50分ごろに小梨―矢越間の踏切から車が軌道内に進入したため、上下6本が運休。上下2本に最大4時間42分の遅れが生じ、乗客約400人に影響が出た。

 同支社は、17日の北上線運転計画を発表。除雪作業のため、下りは午後1時40分、上りは同46分から運行する。また、東北線北上―一ノ関間で上り1本を運休。水沢―北上間で下り1本を区間運休とする。

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