一関・平泉

通学路の雪かき ぐんぐん力強く 狐禅寺 小岩さん愛馬【一関】

愛馬のタカラホワイトの手綱を取って除雪に取り組む小岩さん

 一関市狐禅寺の造園業小岩明美さん(79)は17日、今季も愛馬との雪かきを始めた。愛馬のタカラホワイト(雄7歳)の手綱を取って地元の通学路の雪を力強くかき分けた。

 小岩さん方では日露戦争の頃から代々軍馬などの馬を育成しており、小岩さん自身も幼少期から自然に馬の餌やりなどに携わってきた。馬による雪かきは1969年に始め、今年で51年目。小岩さんは一関地域防犯協会狐禅寺支部の支部長を務めており、地域の子供たちを見守りつつ、通学路を安全に歩行できるよう、除雪機が普及する前から馬を使って歩道の除雪をしている。

 3年前に飼い始めたタカラホワイトは、フランス・ノルマンディー地方原産のペルシュロン系統の品種で、体高は150センチ、体重はサラブレッドの倍近い800キロある大型の馬。北海道のばんえい競馬で活躍した馬という。

 同日は、手作りの排雪板を付けた250キロのタイヤを馬に引かせて除雪。小岩さんが手綱を取り、自宅周辺に30センチ近く積もった雪の上を軽やかに進んだ。

 狐禅寺の冬の風物詩として定着し、毎年開始を待ち望む声があるといい、小岩さんは「子供たちは地域の宝。通学時に見守り活動を行いながら、馬産地の文化を絶やさぬよう続けていきたい」と話している。

 18日以降も、雪が積もった日の早朝に地元の狐禅寺小学校の通学路周辺を除雪する予定。

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