一関・平泉

一関学院18位 県記録に6秒及ばず 全国高校駅伝

男子18位でゴールする一関学院アンカーの石井=20日、たけびしスタジアム京都【時事】

 男子第71回・女子第32回全国高校駅伝競走大会(日本陸上競技連盟など主催)は20日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点とする男子7区間(42・195キロ)、女子5区間(21・0975キロ)で行われた。本県男子代表の一関学院(26年連続30度目出場)は2時間5分26秒で18位となった。3年ぶりの入賞はならなかったが、県記録に6秒差まで迫る好タイムと健闘を見せた。女子の盛岡誠桜(14年連続14度目出場)は1時間13分59秒で40位だった。【8面に関連】

 大会には各都道府県の代表47チームが出場。一関学院は1区鈴木健真(2年)が24位と出遅れたが、2区工藤信太朗(1年)が5人抜きの力走を見せ、19位でたすきをつないだ。

 3区鈴木天智(2年)は勢いに乗れず27位まで順位を落としたものの、4区照井海翔(2年)、5区武田和馬主将(3年)が巻き返し。着実に順位を上げ、6区熊谷哲平(2年)は14分38秒と区間3位の快走を見せて19位まで浮上した。最終7区石井達也(3年)も順位を一つ上げ、18位でフィニッシュした。

 前回の全国メンバー6人が残り、2時間5分20秒と2017年に出した県記録の更新を目指したが、あと一歩及ばなかった。それでも、前回大会の53位から大きくジャンプアップした。

 レースを終え、千葉裕司監督は「結果として遅れてしまったが、1区と3区は責められないし、よく走ってくれた。(それ以外の)5区間は完璧な走りだった」と総括した。

 入賞はならなかったが「この1年間、エースである健真と天智以外の区間が重要だと話してきて、本番で選手たちがそれに応えてくれた。特に3年生の2人に大きな成長を感じた」と喜んだ。

 盛岡誠桜は、1区で43位と出遅れると、最後まで順位を押し上げることができなかった。

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