北上・西和賀

温かいおもてなし 東京五輪ホストタウン交流イベント セルビアより身近に【北上】

オンラインで江釣子ショッピングセンターと東京とを結んで開かれた(左から)安藤さんと室伏さんのトークショー

 2021年の東京五輪・パラリンピックでセルビア共和国のホストタウンとなっている北上市で20日、セルビアを知る交流イベントが開かれた。オンラインで五輪元日本代表選手が参加してトークショーなどが行われ、ホストタウンとしての機運を盛り上げた。

 北上市は、日本南東欧経済交流協会所属の市内企業が、同共和国五輪委員会に合宿地として同市を紹介したのがきっかけで、東日本大震災被災3県を対象とした「復興ありがとうホストタウン」になっている。

 トークショーは同市の江釣子ショッピングセンターパルで開かれ、オンラインで元陸上ハンマー投げ選手の室伏重信さん、フィギュアスケーターの安藤美姫さんが参加。タレントのふじポンさんの司会で、2人の五輪人生について話を聴いた。

 五輪4大会代表、指導者としても多くの五輪を経験した室伏さんは、中学3年生の時にテレビでローマ五輪を見て石を投げたのがきっかけだったなどと振り返り、ホストタウンの同市の子供たちに「一流の選手を近くで見る良い機会。迫力のある姿は自分の感覚に残る」と勧めた。

 安藤さんは、万全のコンディションで臨めなかったトリノ五輪で4回転ジャンプへの挑戦をたたえる一人の女性の応援が「スケーターとしてもう一度輝きたい」と思わせてくれたことや、09年の石鳥谷アイスアリーナ(花巻市)での合宿を振り返り、「温かいおもてなしをしてほしい。それが現役選手のパワーに変わる」と自らの経験を伝えた。

 このほか駐日セルビア大使秘書の長門ティヤナさんによるセルビアの紹介がオンラインであったほか、会場にはセルビアのスポーツ選手や民芸品、名所などを紹介する展示コーナーも設けられた。

 同市では東京五輪セルビア代表で陸上走り幅跳びのイヴァナ・シュパノビッチ選手、砲丸投げのアーミン・シナンチェビッチ選手の合宿が予定されており、オンラインで駐日セルビア臨時大使より2人が合宿を楽しみにしていることも伝えられた。市スポーツ推進課の平野大介課長は「新型コロナウイルスの収束を願いつつ、五輪開催を信じ、選手と触れ合うことで東京五輪に関わりを持って参加した記憶や思い入れを残せるよう盛り上げていきたい」と話している。

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