県内外

感染経路特定できず 雫石・病院クラスター【岩手】

11月中・下旬起点か 国対策班調査報告

 県は23日、大規模クラスター(感染者集団)が発生した雫石町の病院について、国のクラスター対策班から報告を受けた調査結果の一部を明らかにした。感染経路特定について同班は、11月中・下旬にウイルスが持ち込まれた可能性が高いとしつつも、「明確な持ち込み例は判明しなかった」と結論付けた。

 同病院では、これまでに入院患者、職員、併設する介護保健施設の入居者ら計98人の感染が確認されており、県内で発生したクラスターで最大規模となる。

 県の派遣要請を受けた同班は今月14~22日に感染源の推定やデータ分析、感染拡大防止策などの活動を行った。

 県によると、同病院では、看護師が先月下旬に患者数人の発熱に気付き、院内で情報共有を図っていたが、新型コロナなのか、風邪の症状なのか特定に至らなかったという。

 県医療政策室の工藤啓一郎室長は「入院患者の体温が上がっていることに気付いて院内会議で報告している。情報共有をしっかりして、PCR検査などを実施しておく必要があったのではないか。早期に保健所などに相談してもらえれば、もっと速やかな対応ができたかもしれない」と述べた。

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