師走の夜 希望明るく 大東・猿沢 佐藤さん方【一関】
一関市大東町猿沢字志田山の佐藤清志さん(63)は、敷地内に約1万個の発光ダイオード(LED)を飾り、年末年始の地域を明るく照らしている。
佐藤さんは孫が生まれたのを機に2013年からイルミネーションの設置を始めた。年々規模が大きくなり、今年は昨年よりLEDを約2000個増やしたという。
子供たちに喜んでもらおうと、今年はアニメキャラクターやトナカイのイルミネーションを新たに配置したほか、2階の窓にシートを張り雪の結晶などの模様を投影。子供たちが遊べる電動カーなども走らせている。
イルミネーションは新型コロナウイルスの影響で会うことができない神奈川県の孫に無料通信アプリ「LINE(ライン)」を通じて見せたりもしたという。
今年は雪の影響で一部配線が切れるハプニングもあったというが、佐藤さんは「子供たちに喜んでもらえればうれしい。これからも見て楽しいと思ってもらえるように続けていきたい」と話していた。
期間は2021年1月末ごろまで。時間は午後5~8時。