花巻

総額1億円生産者支援 JA花巻 コロナ影響の米穀、園芸など

 新型コロナウイルスによる農畜産物の需要低迷を受け、JAいわて花巻(伊藤清孝代表理事組合長)は25日、理事会を開き、総額1億円規模となる独自の生産者支援対策を決めた。2020年度に出荷された米穀、園芸、畜産の各品目を対象に支援金を支払い、地域の営農活動の一助とする。

 花きは祭事の中止、コメや牛肉は外食産業の消費の落ち込みによる影響を受けたことから実施。対象期間はいずれも20年3月1日から21年2月28日まで。米穀は出荷分、園芸、畜産は出荷精算分を基に支援金を算出し、来年3月中に口座振り込みで支払う予定だ。

 計画支援額は米穀販売品が6161万円で、販売額約170万袋のコメは1袋(30キロ)につき33円、水稲種子は1袋(20キロ)につき20円、小麦、大豆、雑穀は1キロ当たり1円となる。園芸は1626万円で、支援率は野菜、果実、花き・花木、菌茸類のいずれも販売額の0・5%。畜産は2237万円で、生乳、繁殖、肥育の各品目とも販売額の0・4%を支援する。

 新型コロナをめぐっては、同JAはこれまでに品目ごとの消費拡大運動や補助金・給付金事業の申請支援などに取り組んできた。今回はそれぞれの農畜産物への影響を把握、試算した上で販売品ごとの支援額などを決定。出荷される全品目の生産者に対し、総額1億円を超える支援を打ち出すのは県内JAで初となる。

 伊藤組合長は「春先の花から枝肉、主力のコメなど多くの生産物にコロナの影響が広がり、幅広く支援する形とした」と語った。

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