一関・平泉

世界遺産10周年PR 産技短水沢校学生 平泉町へコースター寄贈

青木町長(右)に製作したコースターを贈る佐藤さん(中央)。左は象眼の作品を手にする共同研究者の髙野橋さん

 奥州市にある県立産業技術短期大学校水沢校の学生が「平泉の文化遺産」の世界遺産登録10周年をテーマにデザインしたコースターを卒業研究の一環で製作し8日、平泉町に寄贈した。

 コースターを贈ったのは、同校生産技術科2年の佐藤秀亮さん(25)=奥州市江刺=と髙野橋蒼麻さん(20)=花巻市=。佐藤さんが卒業研究のテーマで組み立てたレーザー加工機を使い地域に貢献しようとコースターの製作を決め、木材に彫った模様に異なる木材をはめ込む象眼に取り組む髙野橋さんとの共同研究で製作を進めてきた。

 デザインには世界遺産平泉PRキャラクター「ケロ平(ひら)」と、平泉のマスコットキャラクター「きよひらくん」が選ばれ、「世界遺産登録10周年」の文字と一緒にレーザーで焼き付けた大きさ9センチ四方のコースターを、世界遺産に登録された日付(6月29日)にちなみ629枚製作。佐藤さんと髙野橋さんをはじめ渡辺英浩副校長ら同校関係者が町役場を訪れ、贈呈式では佐藤さんが「コロナ禍の中、微力ではあるが町の観光業などに活用してほしい」と青木幸保町長に手渡した。

 製作に当たってはレーザーの照射時間で色の濃さや模様が変化するため何度も試作を繰り返したといい、実際に持参した装置を動かし製作を実演。青木町長は「皆さんの技術が地域貢献につながり、生活を豊かにする礎となることを楽しみにしている」と感謝した。

 町ではコースターを4月から始まる世界遺産登録10周年イベントで町を訪れる人に記念品として贈るなど、「平泉の世界遺産」をアピールするため役立てていくことにしている。

▲世界遺産登録10周年を記念したコースターの一例。ケロ平ときよひらくんをテーマにさまざまなデザインが製作された

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