一関・平泉

千厩に大夫黒の足跡 馬っこの会 観光リーフレット作製【一関】

千厩・大夫黒・馬っこの会が製作した観光案内リーフレット

 一関市千厩町の千厩・大夫黒(たゆうぐろ)・馬っこの会(昆野洋子会長)は、観光案内リーフレット「千厩の名馬 大夫黒の今昔」を製作した。古くから馬の産地として知られ、源義経の愛馬大夫黒の出身地と伝わる千厩の馬とのつながりや史跡を紹介しており、同会は「馬の町・千厩の魅力を知るきっかけにしてもらいたい」としている。

 大夫黒は平安時代の末期、源平合戦で活躍した奥州馬。「薄墨」の名で千厩で育てられ、平泉を治めていた藤原秀衡から義経に贈られたとされる。一ノ谷の合戦では、断崖絶壁の坂から平氏を急襲した「鵯越(ひよどりごえ)の逆落とし」で活躍し、屋島の合戦で義経をかばって命を落とした家臣佐藤継信を弔うために四国に残されたといわれ、香川県高松市に墓が残されている。

 リーフレットは、馬と縁の深い千厩というまちと大夫黒とのつながりを周知しようと、市地域おこし事業を活用して製作。A3判、観音折り仕様で、表紙には大夫黒にまたがった源義経をあしらった。中面には義経や大夫黒関連の史跡を示す町内地図、源平合戦で日本各地を転戦した大夫黒の足跡地図、奥州馬の豆知識などを掲載している。

 2000部を印刷し、町内の観光施設や公共施設などに設置した。同会事務局の千葉正子さんは「千厩はかつて馬と共に暮らした『馬愛』の町。名馬の産地といわれた千厩を後世に伝え、その代表として大夫黒を多くの人に知ってもらいたい」と語っている。

来月6日から 特別展

 千厩・大夫黒・馬っこの会が主催する「せんまやの名馬 大夫黒特別展」は、2月6日から一関市千厩町の千厩ショッピングモールエスピアで開かれる。入場無料。

 大夫黒は、平安時代末の源平合戦で活躍した源義経の愛馬で、千厩で生まれたと伝えられる。会場では、義経と共に転戦した大夫黒の足跡と現代に伝わる馬具、墓などに関する資料を展示。千厩酒のくら交流施設内にある馬事資料館の資料も並べるほか、子供が実際に乗ることができる大夫黒の模型も設置する。

 同展は14日までで、時間は午前10時~午後4時。初日は午前10時からオープニングセレモニーを予定。最終日の午前11時からは謡曲、紙芝居、講談などが披露される。

 来場者にはマスク着用や手指消毒、検温などの感染症対策に協力を求める。問い合わせは同会事務局の千葉さん=080(2802)7635=まで。

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