特殊詐欺の予兆電話相次ぐ 奥州署が注意呼び掛け
奥州署管内で28日、警察官を名乗る不審な電話が相次いだ。特殊詐欺の予兆とみられ、同署は注意を呼び掛けている。
電話では、男が奥州署生活安全課の警察官を名乗り「最近変な電話がなかったか」「捜査に協力してほしい」などと持ち掛けるという。被害は確認されていないものの、相談が複数寄せられた。同日は一関署管内でも類似した内容の不審電話が相次いだ。
全国では、電話で身分を偽り最終的にキャッシュカードや現金などをだまし取る特殊詐欺が横行している。奥州署は「在宅時も留守番電話を設定しておくと安全。電話を受けてしまったら質問に答えずに切り、すぐ警察に相談しほしい」としている。