花巻

新図書館より良いものに リモートで意見交換 花巻市

 花巻市主催の新花巻図書館整備に関するリモート意見交換会は28日、市民11人が参加して始まった。新図書館への期待、建設候補地に関する意見を述べ合い、市当局が試案を策定中の「新花巻図書館整備基本計画」に役立てている。意見交換会は31日と2月6日にも開かれる。市では参加を呼び掛けている。

 意見交換会は、2020年11月下旬から12月上旬にかけて開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、公共施設などの利用制限を実施しているためリモート開催に切り替えた。

 初日は市役所のホスト端末から参加者のパソコン、スマートフォンを結んで開催。市が昨年開催した「としょかんワークショップ(WS)」の一般編参加者を中心に11人が意見を述べた。市役所からは建設部、生涯学習部などで構成する新花巻図書館整備推進プロジェクトチームのメンバーが集まり、WSで話し合った内容や市が検討している建設候補地(JR花巻駅東口周辺、まなび学園周辺)、今後のスケジュールなどを説明し、参加者が自由に発言した。

 市では新図書館が延べ床面積4500平方メートル程度の建物を検討しており、既存の花巻図書館(若葉町)の3倍以上の広さとなるため、参加者は「建設が5~10年かかるのであれば、新図書館に移転する前の間のクッションとしてなはんプラザや市交流会館に図書館機能を持たせた方が良い」と述べた。市川清志生涯学習部長は「新図書館は、一関図書館(一関市)の4700平方メートル程度を参考にしており、広くて使いやすい建物を検討している。クッション的な施設を設けることは予算的にも難しい」と説明した。

 老朽化する市文化会館(若葉町)との複合化、市の情報がワンストップで得られるコーナー設置などを求める意見のほか、図書館建設に関する動きの情報提供を求める声もあった。

 初回終了後、市川部長は「コロナ禍での開催であったが、一人ひとりの顔が見える意見交換となった。情報発信を求めるアイデアも寄せられ、今後の参考にしたい」と、残り2回の市民の参加と活発な意見交換に期待を寄せた。

 意見交換会は31日と2月6日それぞれ午前10時に開催し、いずれも2時間程度を予定。ウェブ会議システム「マイクロソフトチームス」を入れたパソコンなどで参加できる。市ホームページの申し込みフォームまたはメールで受け付けている。メールアドレスは次の通り。

syougai@city.hanamaki.iwate.jp

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