一関・平泉

“義経と弁慶”が学園生活 コミックいわて WEBで配信

平泉を舞台にした上条明峰さんの漫画が掲載された「コミックいわてWEB」サイト画面
上条明峰さん作 平泉舞台、短編漫画

 県は、漫画を活用して岩手の文化や暮らし、歴史などを紹介するウェブサイト「コミックいわてWEB」で1月から平泉を舞台にした短編漫画を配信している。漫画家の上条明峰さん(神奈川県出身)による作品は、平泉と関わりの深い源義経や武蔵坊弁慶を題材としたもので、県を代表する名所の漫画を通して多くの人に岩手の魅力に触れてもらいたいとしている。

 「義経と弁慶」と題した作品は、父親の後継ぎを狙う兄との争いから逃れようと岩手に引っ越してきた高校生の主人公が、転校先で「牛若丸」と呼ばれるなぎなた部のエースと出会うところから始まる物語。この中では2人が平泉町内を走る巡回バス「るんるん」に乗る様子や、中尊寺坂下にある弁慶の墓を訪れる場面のほか、藤原泰衡に高館を急襲された義経と弁慶のやりとりも描かれている。

 上条さんは、松尾芭蕉が平泉を訪れて詠んだ俳句にヒントを得た「寄り道は草の者と」も発表しており、2作目となる今回の作品について「毎年夏休みのほとんどを過ごした東北は、自分にとって思い出多い大切な場所。それは平泉で多感な時期を過ごした義経、そして弁慶にとっても同じはず。その平泉でもう一度、今度は苦い思い出さえも塗り替えるような楽しい学園生活をと思い、漫画にしてみた」としている。

 担当する県文化スポーツ部文化振興課では「世界遺産に登録されている平泉の文化遺産は県を代表する名所の一つで、その平泉を舞台とした魅力あふれる作品を上条明峰さんに描いていただいた。ぜひ『義経と弁慶』を読んでいただき、岩手の魅力に触れていただければ」と語る。

 サイトのURLは次の通り。

http://comiciwate.jp/comic/yoshitsunetobenkei/index.html

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