花巻

稽古の集大成披露 茶の湯教室【花巻】

稽古の成果を披露する児童たち

 花巻こども茶の湯教室の茶会は6日、花巻市若葉町の市文化会館で開かれた。花巻学童クラブに通う児童や、同クラブを卒業した後も茶道を続けている1~6年生17人が稽古で学んだ成果を披露した。

 同教室は、茶道裏千家花巻地区伝統文化花巻こども教室実行委員会(梅原宗保委員長)が10年以上前から実施。日本の伝統文化を子供たちに継承することを目的とした文化庁の「伝統文化こども教室」から始まったもので、和の心を伝えたいと、事業終了後も続けている。

 例年は6月から2月まで12回ほどの教室を開いているが、新型コロナウイルス感染防止のため今回は2020年9月から行った。稽古の集大成となる茶会も地域住民の招待を中止し、客は保護者代表に限定した。

 梅原委員長ら7人が講師を務めた。児童は初・中・上級に分かれ「背筋をピンと伸ばして」「気持ちを落ち着けて」などと指導を受けながら、緊張した面持ちでお点前を披露。

 あいさつや姿勢、作法に気を付けながら、茶せんを振るなどして静かに抹茶をたてた。和菓子「練り切り」と一緒に茶の味や香りを確かめ、茶道を堪能していた。

 若葉小学校6年の高田なみさん(12)は「お茶とお湯の量の調整が難しかった。自分でたてたお茶は少し苦かったけれど、すごくおいしかった。学んだ動作一つ一つを日常に生かしたい」と笑顔だった。

 梅原委員長は「今年は密にならないよう対策しながらだったが、きちっとした所作を身に付け、昔から続く伝統文化を頭の片隅で覚えておいてくれたら」と話していた。

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