北上・西和賀

新郎新婦 輝く笑顔 まちなかに晴れ着姿 フォトウエディング 北上版スタート

北上まちなかフォトウエディングで撮影に臨む内舘さん夫婦

 新型コロナウイルスの影響で結婚式や披露宴の延期や中止が相次ぐ一方で、式の代わりに新郎新婦が晴れ着姿を写真に残す「フォトウエディング」が増えている。記念の一枚を残そうと撮影場所にこだわる新郎新婦が多い中、ゆかりのある街で撮影し、より思い入れある写真を残してもらおうという企画「北上まちなかフォトウエディング」が、北上市で始まった。

 2020年8月に盛岡市でスタートしたヒラトヤブライダルファッション(髙橋肇代表取締役)がプロデュースする「盛岡まちなかフォトウエディング」の北上版。夫婦にとって一生に一度の大切なイベントを記念に残すとともに、地域の協力を得て魅力ある街を全国に発信する試みで、北上市では23日初めて行われた。

 北上版は、新郎新婦に寄り沿ったウエディングを提案する同市在住のフリーウエディングプランナー・アンスールの小山美衣子さんがプロデュースする。昨年1月に入籍した内舘尚哉さん(23)・佳さん(23)夫婦=矢巾町=が、市内の美容室で支度を行い、ふるさと民俗村や諏訪神社、市文化交流センターさくらホールなどで地元カメラマンによる撮影を行った。

 中でもさくらホールは尚哉さんがバンド、佳さんがトランペットの練習で訪れ、一緒にコンサートを見た思い出の場所。楽器を手に撮影に臨み、尚哉さんは「改めて結婚を実感した。2人で幸せになりたい」と話し、暴風雪の中での撮影に佳さんは「風が強いのは歓迎されている証拠だと言われうれしかった。緊張したが楽しく撮影できた」とほほえんだ。

 ヒラトヤブライダルファッションによると、これまで経済的な理由などからフォトウエディングを選択する夫婦はいたものの、コロナ禍で相談や依頼が急増し、昨年8月からこれまでに例年の3倍に当たる30組がフォトウエディングを挙げている。

 今後も桜の開花時期に合わせ相談や依頼が増えており、同社営業企画部の川村真央課長代理は「門出の記念を残すこと、家族に晴れ姿を見せることを諦めないでほしい。まちなかフォトウエディングを各地域に広げ、まちおこしにつながれば」と意気込む。

 北上まちなかフォトウエディングをプロデュースする小山さんは「盛岡で昨年始まった企画を知り、北上の良さをPRしたいと思った。写真に残すことにより夫婦としての一歩を踏み出せたと思う。一組でも多くの人の力になりたい」と話す。

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