北上・西和賀

そり立つ壁挑む クライミング教室で魅力体感【北上】

クライミングを体験する子供たち

 北上市体育協会が主催するクライミング教室は3日夜、同市相去町の北上総合体育館で始まった。子供たちが、そり立つ壁に挑戦するスポーツクライミングの魅力を体感している。

 運動神経の発達が著しい時期の子供を対象にしたジュニアスポーツ教室・超体協塾。市内の小学4~6年生の男女12人が登録し、北上山岳会(土井祐之会長)の指導で、10日まで全3回の日程で開かれている。

 同体育館内にある高さ8メートルほどのでこぼこしたクライミングボードを使用。3日はホールド、ビレイといったクライミング用語やルールを覚えたほか、男女に分かれてボルダリングとトップロープクライミングを交互に体験しながら、基本的な登り方の習得に励んだ。

 大半が初のクライミングで、初めは恐る恐るだった子供たちも慣れだすと「左足しっかり掛けて」「もう少しそっち」とアドバイスの言葉を掛け合って壁に挑んだ。土井会長は「何よりも楽しむことが大事。こういった教室でクライミングの裾野が広がればいいし、いずれは一流選手が育ってほしい」と話していた。

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