花巻

全国選抜 初出場へ 花巻北高テニス部 本県女子4年ぶり

全国選抜高校大会に初出場する花巻北高女子テニス部

 県立花巻北高校(川村俊彦校長)の女子テニス部は、20日から福岡県で開かれる第43回全国選抜高校テニス大会に初出場する。東北選抜大会で強豪を連破して3位に入り、本県女子として4年ぶりの大舞台に臨むチームは、待ちわびた雪解けのコートで、はつらつと練習に打ち込んでいる。

 2020年10月の県新人大会で2連覇を達成。続く地元開催の東北選抜は初戦で日大東北(福島)を下したが、寒河江(山形)に敗れて順位決定戦へと回った。そこから五所川原(青森)、聖霊短大付(秋田)、磐城(福島)と各県1位を相次いで撃破して全国大会出場を決め、3位決定戦では東陵(宮城)に勝利した。

 強豪校がひしめくブロックに入り、2日間で6試合の過密日程となったものの選手は最後まで粘り強さを発揮した。初出場だった前回の東北選抜は6位とあと一歩で全国出場を逃し、県高総体は新型コロナウイルスで中止。昨年から主力を担った2年生は、慕う先輩を全国大会に連れて行けなかった悔しさを力に変え、インターハイよりも難しい選抜切符をつかみ取った。

 谷上大治監督は、2年生が多く残ったことで総力戦で挑むことができたと振り返る。勝ち負けだけでなく、試合内容も他メンバーの士気やプレーに影響する団体戦。「県内で突き抜けた選手はいないがシングルス、ダブルスの5本とも勝負することができる。試合に出ない選手も含め、自らの役割を理解し責任を果たしている」と評価する。

 コロナ禍で部活動が制限される中、チーム力が高く伝統的に団体戦の強い他県の学校と練習試合を重ねたことも選手たちの成長を促した。県新人大会前は連覇への重圧で落ち込んだ時期もあったが、集まって言いたいことを吐き出し結束が強まった。

 パワーヒッターやカウンター主体、オールラウンダー、左利きなど多様な選手がそろい、3月から再開したコート練習では明るく楽しい雰囲気が漂う。小寺杏菜主将(2年)は「個性的なメンバーばかりでチームワークが持ち味。初出場なのでまず1勝を目指し、1球1球粘り強く戦う」と健闘を誓う。

花巻北高メンバー

 氏名  学年 出身中
藤井 菜名 1 花 巻
小寺 杏菜 2 矢巾北
佐久間柚希 2 胆 沢
川村 虹奈 2 南 城
三嶋 里奈 2 花 巻
吉田ひなた 2 飯 豊
高橋 柚衣 2 花 巻
阿部くるみ 2 花巻北
近江穂乃花 1 石鳥谷
鈴木 彩美 1 石鳥谷
大須賀美結 1 紫波三

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