大舞台での活躍誓う 初戦突破へ練習に熱 ソフト全日本小学生女子大会 DHブルースターズ
一関市の大東町と東山町の児童で構成するソフトボールチーム「DHブルースターズ」(菅原勝宏父母会長)は、27日から鹿児島県で開かれる第14回春季全日本小学生女子大会に県代表として初出場する。大会を目前に控え、選手たちは初戦の勝利を目指し練習に励んでいる。
同チームは大東ブルースターズと東山スポーツ少年団が統合して2019年に結成。大東の頭文字「D」と東山の「H」をチーム名に入れた。
20年10月と11月に市内で行われた第13回県小学生女子新人ソフトボール大会兼第14回春季全日本小学生女子大会県予選会で強豪を破り初優勝を果たし、全国大会の切符を手に入れた。
チームは現在守備の連携やバッティングなどの調整を重ねており、練習には引退した6年生も訪れ、後輩をサポートしている。
監督の細川敬憲さん(41)は「無理にバットを振らずフォアボールを見極めるなど、一人ひとりが自分にできることを考え、次につなげようとプレーする」チームの持ち味を語り、「とにかく楽しんで試合をしてほしい」と大舞台でも伸び伸びとしたプレーに期待。菅原会長は「大会に向けて仕上がってきている。けがをしないよう気を付けながら初戦突破を目指して頑張ってほしい」と温かく見守る。
キャプテンの藤井美緒さん(11)は「県の代表として一つでも多く試合できるようにしたい。(残りの期間は)実戦を意識した練習に取り組んでいきたい」と初戦突破へ意欲を語っている。
全国大会は27~29日に鹿児島県南九州市で開かれ、全国の予選リーグを勝ち抜いた34チームがトーナメント戦で争う。DHブルースターズは初日に栃木県代表の埼玉ソフトボールクラブと対戦する。
DHブルースターズメンバー
(敬称略、丸数字は背番号)
(1)投手 細川 瑠愛(東山5年)
(2)捕手 三澤愛琳和(東山5年)
(3)一塁手 岩渕伶緒菜(大東5年)
(4)二塁手 及川 美涼(大原5年)
(6)三塁手 佐藤 希咲(大東4年)
(10)遊撃手 藤井 美緒(大原5年)
(8)左翼 髙橋 結椛(東山3年)
(7)中堅 高階 絢楓(東山4年)
(5)右翼 菅原 蒼(大原5年)
(9)控え 高階 南帆(東山2年)