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全日本競歩 高橋が初優勝

男子20キロ競歩でゴールを目指す高橋英輝(左)と川野将虎=21日、石川県能美市

 陸上の全日本競歩能美大会は21日、石川・能美市営コースで行われ、男子20キロは東京五輪代表の高橋英輝(花巻北高―岩大―富士通)が1時間20分19秒で初優勝した。五輪50キロ代表の川野将虎(東洋大)が1時間21分1秒で2位。3位は古賀友太(明大)だった。

 女子20キロは河添香織(自衛隊)が1時間36分54秒で初めて制した。

高橋、貫禄勝ちにも反省

 男子20キロは東京五輪代表の高橋が、50キロ代表の川野との一騎打ちを制した。時折雨が降り、中盤以降は強風が吹く中、13キロ付近で川野が遅れ始めると、みるみる差が広がった。

 大差で貫禄勝ちしたものの、前半から思うような動きができず、ラスト5キロは失速。6キロすぎに川野が一度仕掛けた時もついていけず、「力不足を感じた。求めている動きへの隔たり、課題の大きさを感じた」と反省が口を突いた。

 開幕まで約4カ月と迫った東京五輪は、海外からの一般客受け入れを断念することが決まった。「選手も見てくださる方も安心でき、心の底から楽しめる環境で、最高のパフォーマンスをしたい」。開催を信じ、表彰台を目指して準備を進める。 【時事】

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