一関・平泉

農水大臣賞に輝く 桜の葉、花用い まんじゅう 商品開発で評価 森組室根婦人部 はなみずきの会【一関】

全国林業グループコンクールで農林水産大臣賞を受賞した一関地方森林組合室根婦人部はなみずきの会

 一関地方森林組合室根婦人部はなみずきの会(千葉三千江会長、会員18人)が、2020年度全国林業グループコンクールで最高賞の農林水産大臣賞を受賞した。桜の葉と花を使った「桜葉まんじゅう」を商品化した取り組みが女性グループならではの活動として高く評価された。同コンクールでの農水大臣賞受賞は県内初めてで、千葉会長(70)は「長年の取り組みが実った」と語り、仲間と共に喜びを分かち合っている。

 はなみずきの会は、林業の一環で原木シイタケの生産に力を入れていた1981年8月、男性だけでなく、女性も林業に参画しようと発足した室根村森林組合婦人部が前身。92年に改称し、商品開発や製品づくりなどに励んできた。

 コンクールは、全国林業研究グループ連絡協議会主催で、全国から42団体が参加した。新型コロナウイルス対策のため、今月4日にリモート開催され、全国各ブロックで選抜された団体が事例発表した。

 このうち、北海道・東北ブロック選抜のはなみずきの会は「桜の葉・花を活用した商品開発の取り組み~グループ活動と地域の活性化を目指して~」と題して発表。試行錯誤を繰り返し、ようやく商品化にこぎ着けた取り組みが審査員の高評価を得た。

 商品化した「桜葉まんじゅう」は、遊休農地を使って植栽したオオシマザクラの葉と自生するヤエザクラの花を使ったお菓子。塩漬けした葉を刻んで生地に練り込み、塩漬けした花を載せ、中にあんこを多めに使用している。地元の道の駅むろねで毎週土曜日に40個(1個100グラム、税込み110円)を販売し、短時間で完売する人気商品という。しばらく販売を見合わせていたが、27日午前9時すぎに再び販売する予定だ。

 24日には、県林業研究グループ連絡協議会による賞状と記念のカップの伝達後、千葉会長、小山恵子副会長(72)、三浦日出子事務局長(68)と関係者が市役所を訪れ、勝部修市長に受賞を報告した。

 千葉会長は「賞状を頂き、やっと実感が湧いてきた。長年の活動が実ったような気がする」と受賞を喜んだ。

 勝部市長は「あまりプレッシャーを感じることなく、これからも楽しみながらやってください」と話していた。

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