一関・平泉

EV電源で浮かぶ夜桜 市役所本庁舎前 公用車活用【一関】

EVバッテリーを使ってライトアップしている一関市役所本庁前の桜

 一関市は、市役所本庁舎前で桜のライトアップを行っている。公用車の電気自動車(EV)のバッテリーを電源に、見頃となっている市基準木のソメイヨシノと国天然記念物「三春滝桜」の子孫樹を照らし、訪れる市民の目を楽しませている。市は当分の間、午後6時すぎから9時まで点灯する。

 市役所本庁舎前の桜は、市が独自に観測を始めた1984年以降で最も早い今月1日に開花した。これまでは庁舎の電源を活用してライトアップしていたが、今年は2050年までの二酸化炭素排出実質ゼロ宣言を受け、EVのバッテリーを活用して照明を点灯している。

 市財政課は、庁舎正面側駐車場に出入りしやすいよう点灯時間帯は出入り口を閉鎖しないことから担当者は「近くを通りかかった市民に見ていただきたい」と話している。

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