奥州・金ケ崎

サイクリング3コース設定 マップや動画作成 自転車活用まちづくり 金ケ崎町

金ケ崎町が設定したサイクリングコースを紹介する動画の一場面
健康増進、観光振興に

 金ケ崎町は、自転車を活用したまちづくりスタートアップ事業で町内にサイクリングコースを設定した。各コースを紹介するマップや動画も作成し、車両の整備や休憩ができるサイクルステーションの沿線への設置も進めている。健康増進や観光振興など幅広い効果を見込み、町内外のサイクリストの利用を促す。

 設定したのは3コース。重要伝統的建造物群保存地区が中心の「ぷらっとまちめぐりショートコース」(約15キロ)、同町西部の酪農地帯に繰り出す「大自然満喫ミドルコース」(約30キロ)、温泉施設も網羅した大ボリュームの「ぐるっとかねがさきロングコース」(約40キロ)で、いずれも森山総合公園が発着点となっている。設定は町生涯スポーツ事業団に委託し、町も交えた協議で決定した。

 コースや沿線施設を紹介する「金ケ崎サイクリングマップ」は1000部を作製し、サイクルステーションの対象施設をはじめ町内外に配布。コース別のPR動画は、動画投稿サイト・ユーチューブの町公式チャンネルで公開している。

 サイクルステーションは、公共・宿泊施設や飲食店など13カ所に設置。設備は施設ごとに異なるが、多くで工具一式や駐輪用ラック、トイレなどを貸し出す。

 いずれも2020年度事業で、事業費は約80万円。県の地域経営推進費から半額の補助を受けた。

 町は「自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村の会」に所属。19年には町内も巡る北上市の自転車イベント「北上・金ケ崎夕焼けライド」に共催で加わるなど、事業の本格化に向け機運を高めてきた。同様の取り組みを進めてきた北上、西和賀両市町とは連携を展望している。今年度はコースを活用したイベントも開く予定。

 同町は「田園や伝建群、牧草地帯など場所により違う風景や食べ物を楽しめる。コースをきっかけに自転車での運動に取り組んでほしい」としている。

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