北上・西和賀

100周年に花添え 北上展勝地さくらまつり開幕

満開状態となった展勝地桜並木をバックに、開催式で風船を飛ばす関係者

 北上展勝地さくらまつり(実行委主催)は15日、北上市立花の市立公園展勝地を主会場に開幕した。桜は既に満開状態で、初日から市民、観光客らが数多く来場し花見を満喫。展勝地開園100周年の節目を飾るまつりは、新型コロナウイルス感染防止対策に配慮しながら5月5日までの21日間繰り広げられる。

 開催式には、実行委の構成団体や近隣自治体などから約30人が出席。実行委の八重樫守民会長(北上観光コンベンション協会長)は「今年、北上の三つの周年記念・トリプルアニバーサリーを祝う満開状態での開催式となった。コロナ対策に協力いただき、安心・安全なさくらまつりとしたい」とあいさつした。

 髙橋敏彦市長も「100周年に合わせ、展勝地公園を20年かけて整備した。桜並木だけでなく陣ケ丘、みちのく民俗村、国見山廃寺までいざなう形で咲いており、ぜひ足を伸ばしてほしい」と強調。桜並木をバックに八重樫会長、髙橋市長ら出席者が新型コロナ患者の対応で奮闘する医療従事者に感謝の気持ちを込めつつ、開園100周年を祝い青色系の100個の風船を飛ばした。

 さくらまつりは2020年がコロナ禍で中止となり、2年ぶりの開催。密回避のため観光馬車運行、北上川遊覧船と北上川渡し舟の運航、「岩手うまいもの市」を取りやめ、飲食は指定区域のみとなる。

 それでも初日から家族連れや観光客が大勢訪れ、花見を楽しんだ。市内の男性(70)は「毎年見ているが、満開前と散りがけの桜を見るのが好き。兵庫県西宮市にいる孫が去年からずっと帰ってきていないので、写真を送ってあげたい」と笑顔で話した。期間中、SL等公開説明は連日行われ、開花中は午後6時から8時まで夜桜がライトアップされる。

 桜は17、18日がピークとみられ、両日の日中は珊瑚橋を通行規制する。17~20日は江釣子ショッピングセンターパル、北上総合運動公園(17、18日のみ)、JR北上駅東口と展勝地を結ぶシャトルバス(片道200円)を運行する。

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