一関・平泉

こいのぼり元気に泳いで 千厩川に園児ら掲揚【一関】

ロープにこいのぼりを取り付ける園児

 一関市千厩町の新町地区自治会(千田恭平会長)は16日、町内の2幼稚園と合同で千厩川に架かる摩王橋にこいのぼりを掲揚した。園児は風にあおられて気持ちよさそうに泳ぐこいのぼりに見入っていた。

 同会が1998年から子供たちの健やかな成長を願い行っている取り組みで、今回は町内のカトリック清心幼稚園の年長児12人と千厩小羊幼稚園の年長児21人が参加した。

 園児たちは同会会員から受け取った黒と赤のミニこいのぼり約80匹をロープに取り付け、風を受けて悠然と泳ぐこいのぼりを眺めながら童謡「こいのぼり」の合唱を披露した。

 千厩小羊幼稚園の千葉旺大ちゃん(5)は「こんなにたくさんのこいのぼりは初めて見た」と喜び、カトリック清心幼稚園の遠藤莉衣紗ちゃん(5)は「取り付けが楽しかった。(家族と)今度見に来たい」と語っていた。

 同橋付近には同会が取り付けたこいのぼりを含め大小約200匹が並んでおり、5月5日まで掲揚される予定。千田会長は「子供たちが新型コロナにも負けずに元気に成長することを願っている。活動は今後も継続していきたい」と話していた。

 同日は両園の園児と町内の千厩保育園の年長児にさおに3匹のこいのぼりをつるしたプレゼントも贈られた。

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